受験物理定番の「物理のエッセンス」について

今回は物理の受験生の間で定番となっている「物理のエッセンス」について紹介していきます。

おすすめされたことのある人も多いのではないでしょうか?

また、物理を学習し始める人に向けてや基礎固めとして紹介されていることが多いのですが注意が必要です。

もちろん、物理のエッセンスを使って問題が解けるようになったという人もいます。

しかし、中には合わなくて別の参考書にした、結局力がつかなかったという人もいます。

先に言ってしまうと、物理初学者の人、物理が苦手な人、教科書の内容が理解できていない人にはおすすめしません

おそらく、余計に物理が苦手になってしまう、嫌いになってしまうかもしれません。

それでは、なぜ上記のような人におすすめしないのか、どのような人が使うのがよいのか、おすすめポイントなどを説明していきたいと思います。

自分に物理のエッセンスは合うのか気になっている人、どの参考書を使っていいのか迷っている人の参考になれば幸いです。

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物理のエッセンスとは

物理のエッセンスは「力学・波動」と「熱・電磁気・原子」の2冊構成であり、河合塾から出版されています。

「力学・波動」が165p、「熱・電磁気・原子」158pと2冊であるものの薄い参考書となっています。

試験問題をどのように解くのかが解説されており、評価も高く、定番の参考書と言っていいでしょう。

物理のエッセンス(力学・波動)4訂版 (河合塾series) [ 浜島清利 ]
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物理のエッセンス(熱・電磁気・原子)4訂版 (河合塾series) [ 浜島清利 ]
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初学者や苦手な人におすすめできない理由

まずは物理初学者の人、物理が苦手な人、教科書の内容が理解できていない人にはおすすめしない理由からです。

3つ理由があります。

1. 用語の説明等がない
2. 問題を解く知識に焦点が当てられている
3. 問題の解説が少ない

ではそれぞれの理由についてもう少し説明していきます。

用語の説明等がない

物理のエッセンスは教科書にあるような用語の説明等がありません

これはこの本のテーマが教科書にのっていないが基本となること、問題を解くのに必要なことを解説するためです。

そのため、初学者の人などがいきなり物理のエッセンスから始めると「これってどういう意味?」、「この式ってどうやって導かれたの?」と戸惑うことが多くなってしまいます。

するとのっている式をただ覚えて当てはめる練習するような状態に陥ってしまい、物理の実力がなかなかつかないということもあり得ます。

問題を解く知識に焦点が当てられている

物理のエッセンスは物理の知識を問題を解くときにどう使うかということに焦点が当てられています

そのため、教科書の基礎事項を理解していないとこの本の良さを感じることができません

初学者や物理が苦手な人、教科書の内容が理解できていない人はまずは教科書の内容を理解することが重要であるので物理のエッセンスはその目的に合いません。

問題の解説が少ない

また、初学者などの人にとっては解説が足りず、わからない問題があったときそれが解決しない可能性があります。

教科書と併用ならアリ

もし、独学などをする場合で教科書を読みながら物理のエッセンスを併用して学習できるようであれば利用も可能かと思います。

しかし、初学者や物理が苦手な人には少し大変かもしれないのであまりおすすめはできません。

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こんな人におすすめ

ではどんな人におすすめかというと

・物理の内容を一通り学習したが問題が中々解けないという人
・基礎事項が理解できており、入試対策を始めようと思っている人
・授業内容が理解できており、演習に使いたい人

これらの人におすすめします。

先程も述べたのですが、物理のエッセンスは問題をどう解くかに焦点が当てられています。

そのため、一通り物理を学習したが問題が中々解けないという人であれば、自分の持っている知識をどう使って問題を解けばいいのか学習することができます

この本は教科書が担う部分がカットされていますが、学校の授業が理解できていればその演習に利用することもでき、理解を深めることができるでしょう。

また、これから入試対策を始めようと思っているがどの参考書から始めるか迷っていて、基礎事項に不安がなければこの本を利用して問題ないです。

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おすすめポイント

物理のエッセンスのおすすめポイントは

・薄いので取り組みやすい
・問題の解き方がわかる

です。

それぞれのポイントを説明していきます。

薄いので取り組みやすい

物理のエッセンスは「力学・波動」と「熱・電磁気・原子」の2冊となっていますが1冊あたりは薄いので取り組みやすくなっています。

薄い中に物理の問題を解く上で必要となることがぎゅっと詰まっている感じです。

確かに薄い分問題の解説が少ないと思う人もいるかと思いますが、基本事項が理解できていれば問題ないかと思います。

問題の解き方がわかる

この手順で解けばよい、グラフからこういったことが読み取れるということが解説されているのでどのように問題を解けばよいのかを学習することができます。

そのため、基本事項を理解したけど問題をどう解けばいいのかわからない、中々問題が解けないという人には指針となります。

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物理のエッセンスの次につなげるとよい問題集

物理のエッセンスを完璧にしたら次は「良問の風」につなげるとよいでしょう。

良問の風物理頻出・標準入試問題集改訂版 (河合塾series) [ 浜島清利 ]
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この流れは物理のエッセンスを使用している人には定番の流れであり、これに沿って問題ないです。

センター試験のみという人はそのまま過去問に取り組むか、センター対策の問題集を1冊挟んでもよいでしょう。

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終わりに

受験物理の定番である「物理のエッセンス」の紹介でした。

繰り返しにはなりますが、自分に物理のエッセンスは合うのか気になっている人、どの参考書を使っていいのか迷っている人の参考になれば幸いです。

今回は以上となります。

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